Departure's borderline

本と音楽とディズニーといろいろな興味事

新潮文庫の100冊 2019年

今年も、各出版社の文庫フェスがやってきましたね。

出版社とか関係なく、まんべんなく小説を読む方だと思って居るのですが、新潮文庫の100冊は毎年必ずチェックしています。

今年もいいラインナップが揃っているので、注目作品と既読作品(ほぼ全てが現代小説です)を総まとめ。For Meのメモですが、一応ネタバレあるかも。

  1. 恋する本
  2. シビレル本
  3. 考える本
  4. ヤバイ本
  5. 泣ける本
  6. まとめ

 

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漫画『DOLLS』から見る死刑制度

ギョッとするタイトルをつけてしまいましたが。今日の朝、令和初の死刑執行がされたことがニュースで流れました。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

このニュースを聞いて真っ先に浮かんだのが、naked ape作の『DOLLS』という漫画。近未来の日本に近い都市を舞台とした、ディストピア・アクション作品(勝手にそう呼んでいる)です。

 

DOLLS: 1 (ZERO-SUMコミックス)

DOLLS: 1 (ZERO-SUMコミックス)

 

 

もくじ

  1. あらすじ
  2. 設定がチート。超人軍団すごい。
  3. 死刑制度を考える
  4. まとめ

 

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体調のおはなし

最近無理をしていたこともあって、常に体調が悪かったのですが、ちょっと限界も来たので病院へ行ってきました。

結果、高い確率で初期の子宮頸がんだろう、とのことで、紹介状発行のもと大きな大学病院へいくことに。まだ結果は出ていないですが。

 

父方も母方も、がん家系。父も元々体が弱く、がんに苦しんでいる姿を見ていたので、自分も必ずがんにはなる運命だと思って居ましたが、想像よりもはるかに早く来てしまいました。

聞いた当初はショックも強く、自分の状況について色々調べたりもしてみましたが、これだけ早期の発見となると予後良好なことが多いそうで、今後妊娠も出産も健常者とほぼ変わらず十分に望めるとのこと。将来的に子どもが欲しいとは常に思っているので、これは救いでした。

 

一番辛いのは、夫も、娘もがんという事実を受け止めなければいけない私の母でしょう。私もそこそこ大きな病気(14~15歳の時に突発性難聴を経験)をしてきたうえ、父も手術ができないほど進んだがんだったので、母には迷惑をかけてばかりです。申し訳ないなあ。

 

私の場合、今現在はすぐ手術が必要!となるわけでもなく、3か月程度経過観察になるだろうという見通し。入院も要らないようですが、ごくまれに急に進行するがんである可能性があるようです。その“ごくまれ”に入らないことを祈るばかり。

仕事にも、できるだけ休まず出てきたいとは思っています(治療費を稼ぐためにも)。

ひとまず、自分の中では区切りになりそうな24歳。びっくりではありますが、しっかり受け止めて根気よく治していこうと思います。

時計のおはなし

自分への誕生日プレゼントもかねて、腕時計を買いました。

 

オリエントスターの、セミケルトン、レディースモデル。赤というか、エンジというか、ダークレッドというか。少し褪せた革ベルトが気に入って、即決でした。

オリエントスターは、ここ半年で気になりだしたブランド。機械式時計で、今日初めて着けて外に出た私の手首で、ちろちろとムーブメントが働いています。「セミケルトン」と名付けられたモデルにふさわしく、表面からムーブメントが顔を覗かせるそのデザイン。いくら眺めていても飽きません。

防風蓋は、サファイアガラス。耐久性もバッチリで、電気や電池、電波を使わず、一生懸命時を刻む腕時計が1本欲しかったんです。

決して安い買い物ではないですが、良い時計が手に入ったと思っています。一生モノになり得る、上品で愛おしい時計です。

 

今まで使っていた時計も、もちろん健在です。SEIKOのソーラー・電波のクオーツ。大学を卒業する時に「1本でいいから、いい時計を持ちなさい」と父が買ってくれたものです。初めてのメタルバンドで、1分1秒たりとも狂うことなく、わたしの腕元で時間を刻んでいてくれています。もちろん、大好きな父が買ってくれた時計ですから、大事にこれからも使っていきます。

 

今は、やはりスマホ全盛期ということもあって、大人であっても腕時計を身につけない人は多いですね。常に手にしている端末を開けば、正確な時間を知らせてくれて、世界時計にも、目覚まし時計にも、ストップウォッチにもなるスマホ。もちろん私も手放せないのですが、やはりそこはアナログ人間な私。腕にも時計がないと、外に出ることができません。

朝、家を出たときに腕時計を忘れようものならば、会社に遅刻しようと一旦取りに帰るほど。私の左手首には、くっきりと時計の日焼けが冬でも残っています。

 

そういえば、女性で手首の内側に腕時計をする人が居ますよね。わたしも内側派ですが、それは「時計のような高価な物を、女性が目立つように着けるのははしたない」という古くの考えから来ているそうで。

私は手首の内側をのぞき込む女性の仕草が好きで、内側に着けてるだけなんですけどね。

24歳になりました

1年のちょうど真ん中に生まれたこともありまして、ブログの「長期振り返りタイミング」ネタになる自分の誕生日。2019年ももう半分すぎてしまったんですね。早いこと早いこと。

 

この半年は、新しい仕事を覚えることと、新しい物事を始めてみること、人と会うことの3点を大切にして生活をしていました。

 

まず、新しい仕事を覚えること。12月末に転職をし、自分が望んだジャンルではないにしろしっかりと文章の仕事をしています。1年前の自分に、「今は正社員で編集者をやっているんだよ」と教えたら、さぞかし驚くことでしょう。1年前、23歳の誕生日を迎えた私は、社会人として、決まった時間に出社する生活をしているとは思っていませんでした。

一番近しい上司は文章もうまく、編集技術もあるので、どんどん吸収していきたいと思っています。関わりのある他部署の人にもとても恵まれていて、会社自体はとってもホワイト企業。現段階では満足、といったところでしょうか。ただ、このままずっとこの会社にいようとも思ってはいないので、良いところは全て学びきった、と思えたら次の道を考えようと思います。

 

次に、新しい物事を始めてみること。この半年で、ひとり暮らしの再開とフルートのレッスンに通い始めたことが一番大きな“新しい”物事かなと。ひとり暮らしは、やはり大変だけれど楽しいですね。気楽だし。少しずつ、自分のお城を築いていきたいな、と思って家具を揃え始めたり。料理も好きなのですが、最近繁忙期だったこともあって今現在はお休み中。外食はお金がかかるので抑えたいところです。

フルートについては、まだ通い始めたばかりということもあって、楽しみながら継続中。自己流の練習だけではどうしようもなかったアンブシュアが戻ってきたのを感じられて、今とっても楽しいです。休日はずっと練習していたいくらい。

 

最後に、人と会うこと。これは、この仕事を始めた20歳の誕生日の時からずっと意識していることなのですが、人と会って、お酒を飲むだとか、ご飯を食べるだとか。とにかくそういう顔と顔を合わせる時間を大切にしています。できる限り飲み会には顔を出していますし(自分がお酒好きなのもありますが)、昔のお客さんや、そこから紹介してもらった人。「久しぶりに飲もうよ」などと誘われた日には、フットワーク軽すぎて痛い目を見ることも笑。

誕生日前々日の29日、23:30に「今から会おうよ」と久しぶりの友人・先輩に声を掛けられ、朝まで飲んで二日酔いを経験。二日酔いと言っても、私は気持ち悪くなるわけでもなく、ただひたすら睡魔が襲ってくるだけのありがたい二日酔いなので、それは助かります。昨日も、誕生日前日を1日寝て過ごしました。

 

次の半年は、どういう半年にしよう。人と会う、は継続。あとは一回くらいお酒の自分の限界を知りたいですね。「お酒で吐くなんてお酒に失礼!」がモットーの私ですが。

中長期的に見て、音楽にまみれる半年になる予感。ロックフェスやライブはもちろん、吹奏楽も少し頑張りたいです。

最近のおはなし

早いもので、10歳でフルートを始めてからもう14年になろうとしているようです。

大学の4年間はまるまるブランクでしたので、10年間継続的にフルートを吹いていることになります。

いろんなことに対して「チャレンジしたい」欲がある私。来月24歳になり、社会人としてちょっと安定してきたこともあったので、ちょっとステップアップしてみようと、個人のフルート教室に通うことにしました。

 

小中高と吹奏楽部に属し、ずっとフルートは吹いていたのですが、私はどちらかというとマーチングが好きな人間でして。マーチングではドラムメジャー(指揮者)をやっていたこともあって、フルートはメインでやっていたわけではありませんでした。

かつ、座奏にそこまで力を入れていない学校だったため、基礎練習などなど不足する部分が多かったんですね。それでも、元から持っていた音楽の基礎知識(1歳からピアノとソルフェージュを習っていたので、絶対音感持ちかつ周りの子よりは音楽知識があった)だけで切り抜けられてしまっていて笑。

 

大学4年間のブランクを経て、今属する一般団体でフルートを吹くようになって早1年ちょっと。周りとの音色の差、フルート技術の差に落胆し、週末だけの自己流練習では限界を感じてきたので、せっかくここまで本気でやっているわけだし、もっとやってみようと教室を探すことにしました。

 

職場は恵比寿にあるので、恵比寿か代官山の教室なら仕事帰りに通えるかも!と探していたのですが、立地のおかげでお月謝が高い!!月2回のレッスンで設備費込み2万円…なんていうお教室がザラだったんです。新卒2年目かつひとり暮らしの私、これは無理だ…と諦め、今住んでいる区内で、週末午前中に通える教室を探しました。

区内、自転車で20分ほどのところに、自宅で教室を開いている先生に出会い、今習い始めて1か月程度になります。自分の音が、日に日に変わっていることが実感できていて、今本当に楽しいです。4年間のブランクで崩れまくっていたアンブシュアが、ほんの少しですが戻ってきていることがわかるし、自分の呼吸量、肩の力の入れ方、ビブラートのかけ方…。一つずつ、矯正していきたいです。

 

社会人も、再開したフルートも2年目の年。どちらも努力と成長の年にしたいですね。

来年の演奏会では、自分が成長したことを確認できてるといいなと思います。

大津園児死亡事故について思うところ

8日午前、大津市で起こった、園児の列に車が突っ込み15人が死傷した事件。この話題が取り上げられるたびに、心が痛みます。

 

この事件の、初期救急対応として、「トリアージ」が使われたそうです。

headlines.yahoo.co.jp

 ドラマの世界(某フジテレビ系救急医療ドラマ)でしか見たことがなかったトリアージ。実際に、使わなければならない状況に立たされた救急隊員の戸惑いと、黒タグを切る判断を下した医師に、ただただ、涙するしかありませんでした。

その夜行われた、保育園側の記者会見は、マスコミの一端に関わる人間として、非常に不愉快極まりないものでした。なぜ、あのような心ない質問を投げかけられるのか。真実を伝える報道に、配慮をしなくてもいいという決まりはあるのか。そう思ってしまう記者会見でした。

 

私の母は、児童養護施設で保母(今ではこの呼び方はしないそう)を長年務め、今は公立保育園の臨時職員として働いています。事故のニュースが全国的に流れ、全容がわかってきた昨日の夜、母と少し電話で話をしました。

「こういうニュースがあると、『保育士にかかる責任の重さ』を改めて感じる。どんな仕事でもそうだけど、特に『守らなければ消えてしまいかねない』命を預かる仕事。保育士に、こどもを最優先に考えない人はいるわけがないよ」

 

その責任と周囲からの重圧に、せっかく志した保育士を途中で辞めてしまう人も少なくないでしょう。また、比例しない低賃金も、明るみに出ているのにもかかわらず改善しません。少子化の進むこの国で、こどもの命を預かる仕事が軽視されるこの流れを、一国も早く止めなければいけないと改めて感じました。

自分ができることは何か、と考えたとき、それは良くも悪くも「マスコミ」が戦っていかないといけない気がするのです。

 

前職は、時事ネタを追いかける記者でしたが、その時の上司に言われた言葉は、今でも私の仕事に対する考え方そのものです。

「俺たちは、ペン1本で、人を地獄よりも、死よりもひどい世界に落とし入れることができる。でも、ペン1本で、その地獄にいる人を救うことだって、日本だけじゃなく、世界だって変えることもできるんだ。それを覚えて、この仕事を誇りに生きなさい。」

マスコミに生きる人間として、もう一度この意味を考え直し、今できる真実の報道をしていきたいなと改めて考えます。