Departure's borderline

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ピンクのジャケ写でいいと思う。-Vaundy『strobo』

 

共感覚持ちの私にとって、Vaundyの色は赤です。

真っ赤ではなくて、少し濁りがあって、ワインレッドまではいかないけれど、大人っぽい、でも少し子供っぽさが残る赤。

 

だから、今回1stアルバム「strobo」のジャケットがピンク一色だったのを見て、最初すごく違和感を感じたんです。えーーちがくなーーーい? って。

 

結局のところ、ピンクでよかったと思います。その答えは最後に。

 

strobo

strobo

  • アーティスト:Vaundy
  • 発売日: 2020/05/27
  • メディア: CD
 

 

 

完成度で言えば、”この年齢で”この完成度か、すっごいバケモンだな。という感想。というのも、Vaundy、まだ19歳(誕生日は6月6日なので、もうすぐ20歳ですね)。ただし、冠詞にかならず”この年齢で”がつく気がする。

 

YUI絢香を輩出したことでも知られる音楽塾ヴォイス出身のその歌唱力は見事なものですし、色っぽくスモーキーな曲から元気ポップな曲調まで歌いこなすふり幅もさすが。

 

 

 

最初にVaundyを世間に押し出した「東京フラッシュ」は、その歌詞のけだるげなイメージをうまく曲に載せてますし、Cメロのピアノがめちゃくちゃささりますね。

 

東京フラッシュ

東京フラッシュ

  • Vaundy
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 


東京フラッシュ / Vaundy :MUSIC VIDEO

 

 

「東京フラッシュ」で一気に「ああ、エモい曲うたうんだな」と思わせておいて、「怪獣の花歌」。さわやかなんですよ。
ふり幅まじですごい。サビの疾走感はもちろん、オクターブ下でハモりを入れてるんですが、その共鳴感と音域の広さ。Cメロのセルフハモの神々しさ。

クセのない声だからこそできる違和感のないメロに寄り添うハモが美しいなぁと思います。

 

怪獣の花唄

怪獣の花唄

  • Vaundy
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

か!ら!の!またこれもエモエモな「life hack」。実は私が初めて聞いたVaundyはこの「life hack」なんですけど、「自分のことを好きになっていく」っていう歌詞にちょっとヤられちゃって。

コーラスにさとうもかを迎えたこの曲、途中で電話のやりとりっぽいワンシーンがあるのですが、それも青春を謳歌している19歳のありのままの感じがして、すんごい甘酸っぱいんですよねー。

 

life hack

life hack

  • Vaundy
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes


life hack / Vaundy :MUSIC VIDEO

 

このアルバムで初登場のマイナー調曲「不可抗力」、ちょっとテクノっぽさを加えながらAメロをラップで整えた「soramimi」、コーラスがこれまた印象的な心地いいテンポ曲「napori」。

 

そしてなんといっても「僕は今日も」がこのアルバムの目玉かなと思いました。

壮大なピアノと低音パーカスから始まる、少し切ない物語のような曲。バックサウンドに大きくリバーブをかけてるので、声とのミキシングが難しいはず。特にコーラスにはラジオサウンドのようなエフェクトがかかってるっぽいので、よく調合したなあという印象です。

 

僕は今日も

僕は今日も

  • Vaundy
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 
僕は今日も / Vaundy :MUSIC VIDEO

 

ラストはアコギで軽快に進む「Bye by me」。歌詞の詳しい解釈は割愛しますが、「僕、このアルバム頑張ったよ、また会おうね」と言われている気がして。とても素敵でした。

 

 

まとめますと、このアルバムのジャケットはピンクでよかったと思います。

たしかにVaundyの声って赤のイメージなんですけれども、”この年齢で”が冠詞につくアルバムだからこそ、まだ粗削りで、伸びしろがあるんだろうなって思うんです(超上から目線)。なら、赤じゃなくて、一つ手前のピンクでいいと思う。これからどんどん赤が濃くなって、今よりももっと深い赤になっていくと思う。

 

にしても、私はこのアルバムとても好きです。1stアルバムとしての完成度として、非常に高いものが出てきたな、という印象。

きっとタイアップとか今後もたくさんやってくれるアーティストだと思うので、もっと公に出てきてくれることを期待します。

 

 

まいっちゃった、時の、「それでいいじゃん」って言ってくれるうた-キクチリョウタの声で泣きたい

 

あー忙しい。すっごく忙しい。

 

在宅期間など関係なく仕事量が半端ないです。この会社に来てから2番目くらいのピーク(一番やばかったのは去年の7月なので、たぶんこの時期は忙しいんだと思う)。

 

私は仕事にケアレスミスが多いタイプなので、忙しいに比例してぽろぽろと見落としが出てくる。その性格がわかってるからこそ、注意してひとつひとつを見たいのに、量が多いから時間をかけられない。負の連鎖。

あくまでケアレスミスであって、大きなミスは幸い今のところしたことがないのだけれど、ケアレスミスも積もればとんでもないミスにつながるんですよ。あー気を付けよう…って思うとげっそり…。負の連鎖…。

この仕事をしている限り、世に出てしまったミスは取り返せない。こないだの日経デジタル「フジロック中止」誤爆事件がいい教訓ですね。

 

www.nikkei.com

 

 

それはおいといて。

 

在宅ワークのいいところは、音楽を聴きながら仕事ができることですね。

もっぱらラジオを流しているのですが、今日ふと「あ、キクチリョウタ聴こう」と思い立って、ちょっといいヘッドフォンを有線でつないで、一日中エンドレスしました。

 

 

たぶん、初めて出会ったのは中学生のころだから、今から10年以上前。当時は「ばずぱんだ」という名前で、歌い手さんをやっていて、当時ボーカロイド文化の一翼を担っていた古川本舗のVocalを務めていた方でした。


【古川本舖】はなれ、ばなれ feat.ばずぱんだ

 

アコースティックギターによく合う、例えるならば、たくさんの落ち葉の上に仰向けに飛び込んだ時に目に映る秋空と、色づいた木々の葉のような声をした、私の大好きなシンガーソングライターさん。

 

彼は、その後18歳で上京し、本格的に音楽活動をスタート。上京のきっかけとなったのは、これも私が大好きなシンガーソングライター、大柴広己さんのライブだといいます。


大柴広己 MV 「さよならミッドナイト」

 

たしかに、方向性は一緒かもしれない笑。


「さよならミッドナイト」- Sing in Twilight-

 

 

昔から寝つきが悪かった私は、大人になった今でもすぐ昼夜逆転してしまうんですけれども、昼夜逆転したなら、朝少し霞がかった朝焼けを見ながら、キクチリョウタを大音量で聴くんです。

なーんか、よくないですか? 眠れなかった夜もひっくるめて、すべて肯定してくれている気がするんですよねこの声。

 

 

今日もたぶんそうでした。

すごくすごく心はまいっちゃってて、もうやめようよって私は思ってるけど、生きるためにはこの仕事を片付けなきゃいけない。

でもまいっちゃったとき、「それでいいじゃん」ってキクチリョウタの歌は言ってくれる。素直にヘッドフォンを耳に着けて、静かに涙を流せる、流させてくれるキクチリョウタの歌が私は好きです。

 

 

 

 

…本気でまいっているらしい。エッセイ(散文)にもならないほどに文章が散っている。しょうがない、それでいいじゃん。

 

Personality

Personality

 

 

深夜ラジオの”リアルタイム”にこだわると

 

GW、とうとう一歩も外に出ませんでした。

 

この騒動がなければ、毎年恒例になっている春フェスに出かけ、お酒と音楽を浴びながら友人たちと踊っていたはずなのになぁと思いながら、ゲームをしたり、YouTubeを漁ったり、ここぞとばかりに昼寝をしてみたり。

休日はアウトドア派ですが、インドアにもすんなりとなじめ、快適な引きこもり生活を送っています。

 

 

昼寝を繰り返すうちに、もともと夜型だった私はあっという間に昼夜逆転したわけですが(執筆現在AM3:52)、おかげで大好きな深夜ラジオを生放送で聴けるようになりました。

 

もっぱら深夜はニッポン放送オールナイトニッポンを垂れ流し。1時までに食事とお風呂を済ませ、1時~3時に1部、4時半まで2部を聴いて、5時頃眠りに就く。

昼前に起きて、ゲームを起動しながらブランチをとり、またラジオを聴く…といった具合。

 

平常時はradikoタイムフリーで通勤時間に前日のオールナイトニッポンを聴いているのですが、やっぱり生放送をリアルタイムで聴けるのはうれしいです。

ラジオの醍醐味といえばリスナーからのメール。有名リスナーさんのTwitterを眺めながら、パーソナリティと一体になって楽しめるのは、やはりリアルタイム視聴ならではですよね。

 

 

もちろん、平常にもどればそうもいきません。

仕事は決まって10時に始まるし、通勤時間は1時間。逆算して8時には起床しなければと考えると、深夜ラジオをリアルタイムで聴く余裕など皆無です。

そこそこの残業をこなして帰宅すれば、家に着くのは21時頃。そこから睡眠をとって早起きしたところで、1時からのオールナイトニッポン1部を聴けるとは思えません。

 

昼のお仕事をしているラジオリスナーは、どうやってリアルタイム視聴をしているんでしょう…。

 

 

私が仕事をするようになったころには、すでにradikoタイムフリーがこの世にあったので、私はここ数年radikoタイムフリーに頼り切ってラジオ生活を過ごしてきました。

一方、学生時代までは完全にリアルタイム視聴にこだわっていました。ラジオにどっぷりハマった高校時代は朝3時就寝(授業中に睡眠をとる)、大学時代は日付が変わるまでのバイトをしていたことから、そのまま朝5時就寝(午前中の授業はサボる)という、完全夜型かつ、ラジオ中心の生活を10年ほど続ける有様。これだから留年するんだよなあ…留年は計画的に。

 

だからこそ、今このたった5日間のGWでも、すぐ夜型になってしまうんですよね…。自分の生活に深夜ラジオは合っている。

 

なんで最近こんなにラジオの話題が多いかというと、去年知り合った男の子がラジオに詳しくて。いろいろと話を聞いていて、ラジオってやっぱり面白いなぁと再認識できているんですよね。自分より若い子にガンガン影響を受ける年齢になってしまった。いいことなのだけど。

 

 

 

…さて、私は明日からの社会復帰のために体内時計を戻せるのか。

少女が翔ける。力強く。-村山由佳『天翔る』再読了メモ

 

エンデュランス」という競技を知っていますか。

馬術競技の一種で、数十キロ、長いものでは150キロを超える距離を、馬と騎手が単独で走破する競技です。ただ走破すればよいだけではなく、区間ごとに獣医師が待機、馬の健康状態を診断し、その診断をクリアしないと次のステージに進めないため、騎手は常に馬の健康状態に気を配る必要があります。まさに、馬と騎手との絆が求められる競技なのです。

 

 

『天翔る』は、そんなエンデュランス競技に出合い、そして果敢に挑戦していく少女と、それを見守る大人たちの物語です。

 

初出は2013年3月、単行本。その後、2015年8月に文庫化され、私も文庫版発売と同時にこの作品を手に取りました。5年ぶりに再読したこの作品は、改めて美しく、力強い生命の力を感じます。

 

天翔る (講談社文庫)

天翔る (講談社文庫)

  • 作者:村山 由佳
  • 発売日: 2015/08/12
  • メディア: 文庫
 

 

不登校になったまりもは、看護師の貴子から誘われた石狩湾の志渡銀二郎の牧場で、乗馬の楽しさを知った。そして人と馬が一体となりゴールを目指す耐久レース・エンデュランスと出合う。まりもを見守る大人たちも皆、痛みを抱え生きていた。世界最高峰デヴィス・カップ・ライドへのはるかなる道のりを描く。

文庫版裏表紙より

 

以下、多少のネタバレあります。

  1. 少女まりもが負った傷。看護師貴子が背負う傷。
  2. エンデュランスと「出合う」
  3. 大人という弱い生き物
  4. まとめ

 

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サカナクションと越える夜 -サカナクション『#夜を乗りこなす』

 

ライブにいけない。今月は4本、来月はフェスも含めて6本ライブが飛んでいる。生音を浴びることで生きることを感じている私みたいなmusic loversは生きた心地がしないですよ。ほんとうにね。

 

ここ最近、サカナクションが毎週土曜日にYouTubeでライブの配信をしてくれていまして、家のプロジェクターにパソコンをつなぎ、お酒を片手にライブ以上に踊り狂う週末を過ごしています。

 

サカナクションのこの一連のプロジェクトを表すハッシュタグ『#夜を乗りこなす』。これ、もともとはサカナクションの楽曲『さよならはエモーション』の中の歌詞なんですけど。とても今の私たちの心境と合っていて、すてきで美しい日本語だなと思いました。

 

さよなら 僕は夜を乗りこなす ずっと涙こらえ
忘れてたこと いつか見つけ出す ずっと深い霧を抜け

サカナクション『さよならはエモーション』

さよならはエモーション

さよならはエモーション

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

サカナクションのライブのすごさ

サカナクションのライブは、いつも新しい試みがあって、クオリティも高く、非常に面白い。今までに5回ほど現地参戦していますが、そのどれもが完璧で、妥協のない素晴らしいライブだなと感じます。

 

その一つが、おととい18日にYouTube配信があった、2017年『SAKANAQUARIUM2017 10th ANNIVERSARY Arena Session 6.1ch Sound Around』。これ、幕張メッセ現地で私も見ていたんですけれども、ほかのどんなライブよりも音がヤバかった。

 

だいたい、ライブのスピーカーは左右2つ+ウーファー1つの2.1ch。それを、左右2つ×前中後の3か所、計6つのスピーカーでやってしまおうという、最高音響のライブでした。

 

この6.1chがなにを可能にしたかというと、まず会場の後ろのほうでも音がめちゃくちゃクリアに聴こえること。そして、左右に音を振ったり、前後に音を振るといった、立体音響が可能になっていること。

 

 

サカナクションの音響チーム、『チームサカナクション』は、彼らの多彩な音色を操るために、凄腕が集められていることは有名な話。その裏方たちが丹念に作り上げる「幕張メッセ」という巨大なハコを手玉に取った音作りは圧巻でした。

 

現地参加の私、超後ろで見てたんですけど、スピーカーとの距離が離れるとできてしまう音遅延や反響も少なく、非常にクリアな音で楽しむことができました。

 

 

 

すべてが「新しい試み」

そういった、新しい試みを次々と試してくれるサカナクション、やはりすごいなと感心してしまいます。

 

そういえば、私がサカナクションと出会ったきっかけも、そんな「新しい試み」がきっかけ。私が中学生だったころ、NHKの音楽番組(番組名まったく思い出せません)で『アルクアラウンド』のPVを紹介していたのが、私とサカナクションの出会いでした。

 

アルクアラウンド』のPVは、1曲まるまるワンテイクワンカットのPVながら、カメラの位置によってバラバラに置かれたパネルが歌詞を浮かび上がらせたり、それがエンドレス表現になっていたりと、なかなかにこだわりぬいた演出が魅力的。

 

当時中学生だった私は、このPVにくぎ付けに。すぐにCDを購入し、テープだったら擦り切れているほどに聴きこみました。

 


サカナクション - アルクアラウンド(MUSIC VIDEO) -BEST ALBUM「魚図鑑」(3/28release)-

 

 

 

サカナクション」だから成せる逆境突破

彼らのすごさはそれだけにとどまりません。

その1つはやはり、唯一無二のそのジャンル。ロックとも、テクノとも違う、「サカナクション」というジャンルが、すでに彼らの手によって築かれているんですよね。

 

曲調や作品が似ているアーティスト…サカナクションが好きな人に薦めるアーティスト…まったく浮かばないですもん。サカナクションが好きな人は、たぶん別枠としてサカナクションが好きなんだと思います。

 

 

そしてもう1つは、この自粛期間であっても、「ほかのアーティストのファンを食っていく」かのような貪欲さが感じられるということ。

 

各方面のアーティストがライブ延期や中止、CD発売の延期などを迫られ、アーティストもファンも疲弊している今、疲弊しているファンを引き込むかのような新しいプロジェクトの数々。

 

サカナクション独自のレーベル「NF Records(あくまでビクターエンタテインメント内レーベル)」を持っていることも強みになり、山口一郎のアイデアマン気質と合わさってこの逆境を猛烈な勢いで進んでいます。

 

 

 

まとめ

サカナクションが私たちmusic loversに差し出した『#夜を乗りこなす』は、もちろん私たちを励ますコンテンツ。でも、彼らは、夜をのりこなしたその先をすでに見据えているはずです。

 

この長い夜を越えた時、サカナクションは、私たちの気づかないうちに、もっととてつもないものになっているかもしれません。

春のヒゲダンはさわやかなエールソング -Official髭男dism「パラボラ」

 

 

2019年の音楽シーンといえば、ヒゲダンだったと思います。

「Pretender」という最強のキラーチューンを手にした彼らは、あらゆるサブスクリプションで上位を総ナメ。その後発売したアルバム「Traveler」はもちろん、2020年2月に発売したシングル「I LOVE…」がドラマ主題歌として大ヒット。老若男女問わず愛されるロックバンドとして名前を日本に轟かせました。

 

 

春になってもその躍進は止まりません。現在はコロナウイルスの影響によってツアー中止/延期に追い込まれている状況はあれども、各種フェスにひっぱりだこ。9月のSUPER SONICには名だたる世界のスターの名前と並んでヒゲダンの名前が発表されました。見劣りしなかった…すごい…。

supersonic2020.com

 

 

さて、そんなヒゲダンがこの春に送り出す最新チューン「パラボラ」は、さわやかなエールソング。2020年「カルピスウォーター」CMとのタイアップ曲で、新社会人に向け「まっしろで、すすめ。」をテーマにエールを送るTVCMに仕上がっています。

パラボラ

パラボラ

  • provided courtesy of iTunes

 


Official髭男dism 新曲「パラボラ」披露 永野芽郁とヒゲダンがCMでコラボ! 『カルピスウォーター』新CM

 

 

この「パラボラ」、意訳するとすれば「放物線」という意味だそうなのですが、彼らの音楽から最近受けていた、音楽的ギミックをとっぱらった、素直でまっすぐな音作りだなという印象を受けました。

 

例えばサビのドラムはずっとシンプルな四つ打ちであったり、藤原が奏でるシンセサイザーもあまり超絶技巧的なメロディーはなく、非常にわかりやすい。

 

また、曲全体で言えることなのですが、ヒゲダンの曲はAs dur(嬰イ長調:Pretender)やCis dur(嬰ハ長調:Stand By You)といった、比較的シャープ、フラットを多用した難しい調で曲を作っていく傾向にありました。が、「パラボラ」はB dur変ロ長調)。耳なじみがよく、吹奏楽部出身の彼ららしい、という印象でしたね。

 

 

ヒゲダンのチューンは、お世辞なしに詞が上手いわけですが、今回も非常に素直で、刺さりやすい言葉が並べられていると感じました。あえて対象を絞らず、あいまいな一人称を使うことで多くの人の共感を得やすい彼らの言葉選びは、「パラボラ」でも健在。誰しもが青春時代に思ったであろうレールを歩くその先に今の自分がいる、といった内容なのかなと思いました。

 

 

彼らがOfficial髭男dismというバンドを結成して、今年で8周年。先日の「SCHOOL OF LOCK!TOKYO FM)」で、藤原はこのように話していました。

 

「バンド結成してからだと、もうすぐ8周年だよね。当然8年もあると、音楽性とかやってることとか変わってくるじゃない? でもこの「パラボラ」が生まれたことで、もう一周回って新しいヒゲダンを始めることができるきっかけになったんじゃないかな、と思っています。」

 

つまり、彼らにとって、すでに1周し始めている。2周め、3周めと重ねれば、それはそれほどパワーアップした彼らの力を私たちは聴くことになる。

 

2019年、大ヒットした彼らは今後どのように私たちに音楽を届けてくれるのか。

彼らの今後も含めて、非常に未来を感じさせてくれる1曲でした。

 

 

Pretender

Pretender

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I LOVE...

I LOVE...

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Traveler[通常盤]

Traveler[通常盤]

 

 

2020年度ラジオ改編

 

2020年度が始まりましたね。

今の会社に入社したのは12月だし、大学を卒業したのは9月なので、あまり4月で区切りという気持ちはないのですが、周りが「社会人○年目突入!」なんて言っているのを見ると、あー春がきたなー!って思います。

 

今年度も、本業と並行してフリーのお仕事を頑張っていけたらと思っています。最近は各方面からお仕事を頂いているもので、ライター業の他に、ウグイスや吹奏楽指導のお仕事などもちょっとずつ増えてきました。

お仕事の幅は広げつつ、一番の軸であるライター業、エディター業はしっかり強化していきたいものですね。

 

 

さて、私の趣味(?)のひとつである、ラジオも春の改編の季節。ヘビーリスナーであるニッポン放送の「オールナイトニッポン」は、昨日で新年度1週目が終わりました。

 

今年度は1部は改編なし、2部(オールナイトニッポン0)が、月曜日にファーストサマーウイカさん、木曜日にYouTuberの水溜りボンドになりましたね。

ファーストサマーウイカさんは、実は他の番組中に流れる番宣で「あ、苦手なタイプだ」と直感していまして…。1週目は怖いもの見たさに聴いてみたのですが、継続断念しました。

 

打って変わって、木曜日の水溜りボンドは大当たりでしたね。彼ら喋りがうまいのはもちろんなんですけれども、ちょっと軽口叩いても憎めない可愛げがある。1週目は緊張も感じられましたが、きっといいラジオパーソナリティに育っていくと思います。

木曜2部は、2019年度が「King Gnu井口理のオールナイトニッポン0」で、それこそ初回から毎週欠かさず聴いていただけに終了が残念でなりませんでした。ニッポン放送さんからしても、手放したくないパーソナリティだったはずです。

 

後半になって何回も爆ハネした「井口理ANN0」の後続ですから、プレッシャーも多くあると思いますが…ぜひ頑張ってほしい。継続決定です。あ、彼らの大学の後輩でもあります私。

 

 

今年の私のANNラインナップは
月曜日:菅田将暉ANN
火曜日:星野源ANN、Creepy NutsANN0
水曜日:佐久間宣行ANN0
木曜日:水溜りボンドANN0
金曜日:三四郎ANN、霜降り明星ANN0
土曜日:オードリーANN

です。今年も月~土で毎日ANNにお世話になります。 

 

他でいうと、
草野マサムネロック大陸漫遊記(TOKYO FM
PONTSUKA!!(BayFM
ACTION(TBSラジオ
SCHOOL OF LOCKTOKYO FM
Session22(TBSラジオ

は継続で聴いてます。

今年は各局あまり大きな改編がなかったイメージ。外になかなか出れないこのご時世、ラジオが家の中の娯楽として大いに活躍してくれてます…いつも通勤で聴いてるラジオを家で聴いてるってだけだけど。

 

 

にしても、この状況はどうにかなからないものか。

2月末に行ったPerfumeを最後に、ライブにも行けてません。野球開幕も見通し立たず。ちょっと限界が近くなってきたなあと思いますね。あと何ヶ月、何年この状態が続くんだろう。