Departure's borderline

フリーランス編集/ライターのいろいろな興味事

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2024年、あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。2024年もなにとぞよろしくお願いいたします。 このブログを書いている1月1日19時現在は、能登半島で大規模な地震が発生し、津波や火災など悲惨な状況が次々とSNS等を通じて目に入ってきているところです。 私は3.11以来地震…

28歳になりました

1月1日と7月1日しか更新しないブログです。こんにちは。 さて、無事に28歳になりました。なんだかんだこの日には必ず「あ、ブログ書かなきゃ」ってなります。 この半年は、たぶん自分史上一番仕事を頑張った半年だった気がします。 なんといっても、すべての…

2023年、あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。2023年もなにとぞよろしくお願いいたします。 せっかくドメインも取得してこのブログを本格的に動かしたいと思ってるのに、すっかり1月1日と7月1日にしか更新していません。生存確認はぜひTwitterで。 毎年毎年「去年は激動…

27歳になりました

1月1日と7月1日しか更新しないブログになりつつある。こんにちは。 自分の誕生日が1年のまんなかでよかったと毎年書いている気がします。そんなこんなで27歳になりました。 この半年は、わたしの人生のなかでいちばん穏やかな、とてもしずかな半年でした。年…

2022年、あけましておめでとうございます

……我が家喪中でして、おめでとうとは言いにくい雰囲気ではありますが。 あけましておめでとうございます。2022年もなにとぞよろしくお願いいたします。 2021年は、私自身の大きな転換期となりました。 ひとつは仕事面で、2年半勤めたWebメディア企業を退職し…

もしかして私、HSPかもと思ったので。 -武田友紀『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』読了メモ

特に意識はなかったのですが、最近実家に帰ったとき、母から「昔からあなたは繊細だったからね」という話になりました。 たしかに、私は人から言われるささいなひとことに傷ついたり、「なんでそんなことで怒るの?」と指摘されるようなことに怒ったりするこ…

フリーランスの冠婚葬祭、結構大変だったおはなし

先日、祖父が亡くなりました。 私が生まれたころにはもう、父方の祖父は他界していて、「おじいちゃん」といえば母方の祖父のことでした。 家業の農家をやりながら食品会社の営業部長をやっていた祖父は、とにかく料理上手。親戚の集まりではよく庭に作った…

壮大すぎる中村佳穂のMV -細田守監督『竜とそばかすの姫』を観てきた

だいぶご無沙汰しております。最近なんだかバタバタと追われておりまして、こちらは放置しておりました……。週1ペースで更新できるといいな~なんて思ってはいるのですが……。 さて、自他ともに認める映画苦手マンな私ですが、ひょんなきっかけで細田守監督の…

26歳になりました

3年連続、当日に更新しましたー!今年はちょっとギリでしたが。 26歳になりました。 25歳の1年は、びっくりするほど激動の1年でした。 まず、自分の文章で大きな賞をいくつかいただけるようになり、それに伴いお仕事が増えてきました。野球、取材、SEO、広告…

10回目の3.11

今年もこの日が来て、ちゃんと、14時46分に目を閉じることができました。 去年は恵比寿の街中で、取材に向かう途中の道で。私以外、誰も足を止める人がいなかったことにさみしさを感じていました。今年は、自宅で。ひとり、ゆっくりと。 あの日は随分と寒い…

クラブパッションに、もう一度。 -石田衣良『初めて彼を買った日』読了メモ

このブログで、一番読まれている記事はこちらの『爽年』読了メモ。 departuresborderline.hatenadiary.jp 投稿から約3年になるのですが、今でもたくさんの方に読んでいただいていまして、とてもうれしい限りです。 そんな、私の人生を動かしたと言ってもいい…

2020年私的ベスト10

去年は2010年代私的ベストアルバムというタイトルを、年明けにアップしました。 こういうエントリーって、12月末とかにアップするべきだと思うんですけど、私の腰が重いものでね……。 それでは2020年私的ベスト10です。順不同で全部1位です。 Walking In The …

2020年、ありがとうございました。

クリスマスを心置きなく話せる女友達と過ごしたので、26日から実家に帰ってきています。車で2時間ほどとすぐ帰れる距離ではあるので、連休があればちょくちょく顔を出しているのですが、1週間以上帰るのは久しぶりのことです。 例年であれば、地元の数少ない…

少女漫画の世界だと思ってた。現実だった。 -平子祐希『今日も嫁を口説こうか』読了メモ

最初に断っておくと、私には「いい恋愛」の経験があまりありません。 はじめてお付き合いをした男性とは半年ほどで自然消滅したし、高校時代から4年半ほど付き合った方は浮気相手とのお子さんができて別れたし。んで、なんだかんだつい最近、久しぶりにお付…

めちゃくちゃ日本語が好きなのに、「専門性」に負けたっていうおはなし

今のところ、二番手。 文章を生業にしている以上、文字を書く・編むことには非常にプライドがあるし、負けたくないという気持ちが大きいです。 なぜなら、私は日本語が好きだから。毎日毎日文章に向き合っていると、手に取るように自分の「好き」が増してい…

最近のおはなし

忙しいという言葉は嫌いだし、あんまり口に出したくないなと思っているのですが、それにしても忙しかった1か月でした。 10月半ばからどっと忙しくなり、家には寝に帰っているだけ。平日に飲み会なんて入れられるわけもなく、家で日付が変わってから缶ビール…

元”うちの子”が他球団で愛され始めたとき -千葉ロッテマリーンズ 澤村拓一

・筋肉お化け ・マッスルミュージカル ・当て屋 ・しろくまアイス ・脳筋 ………。 ジャイアンツファンのみならず、幅広い層からひどい二つ名をつけられてきた澤村拓一。CSの最中に六本木のクラブで起こした暴力事件。駐車場を爆走して阪神のバスを煽りまくった…

「あしたの家」の子供たちは明日の大人たちです。-有川浩『明日の子供たち』読了メモ

「おかあさんは、私よりも施設の子のほうが大事なんだ!」――。 これは幼き日の私が、児童養護施設で働く母に向けて放った言葉です。今思い返せば、なんてひどいことを母に言ってしまったのだろうと胸がぎゅっと苦しくなるのですが、当時の母はそう泣きじゃく…

吠えろ、私のかつてのヒーロー。 -「27」を背に。埼玉西武ライオンズ内海哲也

2019年、8月。東京ドーム内売店、ボールパークストア。 「さあどれがいい? おねえちゃんが買ってあげる」 「ほんとう!? おねえちゃんちに飾ってあるやつと同じのがいいなぁ」―― 世間の小学校は夏休み。小学1年生になった従弟が、電車を乗り継ぎ東京の我…

これはまだ、スタートに過ぎない。 - [Alexandros] 「THIS SUMMER FESTIVAL 2020」の現地で感じたこと

rockin'on 内「音楽文」にて掲載していただきました。 ongakubun.com 1枚15,000円のワンマンライブチケット。 今まで、その額は彼らに対して出したことがなかった。 でも、出してでも行きたいと思った。 2020年8月15日(土)、ZeppHanedaのこけら落とし2日目…

自粛してても金が飛ぶのはなぜなのか

先日、愛車を車検に出してきました。 今回は定期的に点検も出し、調子よく乗っていたので、最低金額で行けるだろうと皮算用をしていたのですが………。さすがにもう6年目ということもあり、ところどころ「交換必要ですね」があって思った以上の見積もりが出てき…

マスクをつけるこの世界で生きていく -映画『聲の形』メモ

7月31日(金)の金曜ロードショーは、『聲の形』でした。 映画嫌いの私には珍しく、劇場で見たほどにとても大好きな映画で、漫画も全巻読み通しています。さすがの京アニ、クオリティの高い情景描写は圧巻です。 『聲の形』が劇場公開されたときは、あえて字幕…

私が二球団ファンになった元凶が帰ってきた -東京ヤクルトスワローズ#5 川端慎吾

何度も言っているけれど、私は二球団ファンである。 父からDNAとして引き継いだ巨人と、大学が神宮球場のすぐ近くにあるからという理由で好きになったヤクルト。 巨人ファンっていうモンは、だいたいが超ガンコ(うちの父)で、だいたいが亭主関白みたいなオヤ…

25歳になりました

昨年にひきつづきまして、当日にちゃんと更新できたー! 自分えらい! 1年のちょうど真ん中生まれこと私です。2020年ももう半分すぎてしまったんですね。早いこと早いこと。 24歳の1年も、自分としては納得できる前進ができた年だったかなと思います。 大き…

2020年上半期私的ベストアルバム8

さてさてもう2020年も半分が終わってしまいます。 今年は外に出られない事情もあったことですし、なんだかこの半年は生きた心地がしなかったですね。ライブもフェスも行けなかったわけだし。おかげでラジオと音楽鑑賞が滾る滾る。 というわけで上半期の私的…

とてもあたたかく、おいしい5年間をありがとう。 -小湊悠貴『ゆきうさぎのお品書き』シリーズ読了メモ

「おいしい」は笑顔に直結するものだと思っています。 どんなに疲れていても、悲しいことがあっても、あたたかくておいしいものを食べたならば、ほっ、と肩の力が抜け、口元がやわらかくなる。それは他人が作ってくれた料理でも、自分が作った料理でもおなじ…

フジファブリックはずっとフジファブリックだったのに。 -こないだの、帰省したときのこと

※rockin'on.com 内、「音楽文」にて掲載していただきました。 ongakubun.com 先日、週末を利用して実家に帰省した時の話だ。 「ねえ、フジファブリックって知ってる?」 普段、ジャズやクラッシックしか聴かない母が、私にそう尋ねてきた。話を聞けば、先日…

ピンクのジャケ写でいいと思う。-Vaundy『strobo』

共感覚持ちの私にとって、Vaundyの色は赤です。 真っ赤ではなくて、少し濁りがあって、ワインレッドまではいかないけれど、大人っぽい、でも少し子供っぽさが残る赤。 だから、今回1stアルバム「strobo」のジャケットがピンク一色だったのを見て、最初すごく…

まいっちゃった、時の、「それでいいじゃん」って言ってくれるうた-キクチリョウタの声で泣きたい

あー忙しい。すっごく忙しい。 在宅期間など関係なく仕事量が半端ないです。この会社に来てから2番目くらいのピーク(一番やばかったのは去年の7月なので、たぶんこの時期は忙しいんだと思う)。 私は仕事にケアレスミスが多いタイプなので、忙しいに比例して…

深夜ラジオの”リアルタイム”にこだわると

GW、とうとう一歩も外に出ませんでした。 この騒動がなければ、毎年恒例になっている春フェスに出かけ、お酒と音楽を浴びながら友人たちと踊っていたはずなのになぁと思いながら、ゲームをしたり、YouTubeを漁ったり、ここぞとばかりに昼寝をしてみたり。 休…