Departure's borderline

フリーランス編集/ライターのいろいろな興味事

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修学旅行生、公共交通機関利用のおはなし

f:id:mockle71:20190913123048p:plain満員電車、イヤだよな。わかるぞ。

イマドキの田舎の修学旅行には、「東京の満員電車を体験する」というタスクがあるらしい。ネットで軽く調べただけなので、定かではないのですが、相当多くのページが上がっているので、存在しないタスクではないようです。

 

何故こんなことを気になって調べたかというと、今週1週間、そのタスクを実行しているであろう修学旅行生を目にしてきたから。

私は、混雑で名高い埼京線に乗って通勤しているわけですが、時間をスライドして出勤しているにしてもこの混雑が毎日のストレスになっていることは間違いないです。足が浮いたり、痴漢に遭ったことも1度や2度ではありません。

 

そんな埼京線に、今週は学生さんが乗ってくる。大体1つのドアに5~10人程度。グループ分けがされているのかな、大体池袋付近から。

修学旅行生のやっかいなところは、しっかり都会の満員電車の乗り方について指導されている学生さんと、そうでない学生さんの違いがはっきりと出てしまうこと。私もそうなのですが、田舎で生まれ、田舎で育った子どもたちは、もしかしたら初めての満員電車かもしれません。想像を絶する混雑に驚くことでしょう。そこで「うわぁ、混んでる!」などと騒ぎ出してしまう学生さんと、きちんと列に並び、スムーズに乗車していく学生さんとがいて、ああ、学校であらかじめ指導されていないんだろうな、いるんだろうな、がすぐわかってしまうんですよね。

あとは、ターミナル駅での降車。「満員電車は、奥にいる人を降車させるために、ドア付近の人も一旦降りる」ということを指導されているか否か。だいぶ違いますよね。周りのサラリーマンがイライラしながら、学生さんをどついて降りていく姿を、今週は何度も目にしました。

 

 

少し話は変わりますが、私は学生時代に、新幹線の車内販売ワゴンのアルバイトをしてまして。修学旅行シーズンは、本当にいやだったなぁ。席に着かず、通路で騒ぐ学生さんや車両間に立って話し込む女子学生。ワゴンの商品を触って戻す学生もよく見受けられました。ワゴンは100キロ以上ある凶器ですので、できればお行儀よく座っていてもらいたいものです笑。

 

こういう場合、引率の先生に「他のお客様も居ますので・・・」「ワゴンを通したいので、お席に着くようお願いできますか・・・」とお願いするのですが、大体無視なんだよなぁ・・・。教育現場、疲弊してるのはわかってるけど、これからの未来を担う子ども達のためにも、よろしくね。